象徴主義と世紀末芸術

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自然主義や高踏派運動への反動として1870年頃のフランスとベルギーに起きた文学運動および芸術運動である『象徴主義』は、アール・ヌーヴォーなど世紀末芸術にも大きな影響を与えた。

『世紀末芸術』は、1890年代から20世紀初頭にかけて、おもにヨーロッパの都市を中心に流行した諸芸術のなかで一定の傾向を示す一群のことを指す。一般に、幻想的・神秘的・退廃的な性格を有するとされる。

この時代、スペインのカタルーニャでも、のちに巨匠と呼ばれるアントニ・ガウディが有機的な曲線を多用した独創的な表現で建築に新地平をひらいた。スイスのアルノルト・ベックリンの『死の島』、イタリアのジョヴァンニ・セガンティーニの『嬰児殺し』はともに死を題材にした絵画であるが、島、髪、樹木などにみられる象徴主義的な表現は、他の作品や芸術分野でも顕著にみられる世紀末芸術の特徴といえる。

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  • モロー『オルフェウスの首を持つトラキアの娘』(1865年)
  • シャヴァンヌ『夏』(1873年)
  • カリエール『病気の子供』(1885年)
  • ルドン『目を閉じて』(1890年)
  • バーン=ジョーンズ『運命の車輪』(1877年-1883年)
  • クノップフ『マリー・モンノンの肖像』(1887年)
  • トーロップ『欲望と充足』(1893年)
  • レヴィ・デュルメール『メダルを持つ女』(1896年)
  • ジャン・デルヴィル『プラトンの学園』(1898年)
  • ムンク『アースガールシュトランドの夏の夜』(1904年)
  • ハンマースホイ『休息』(1905年)
  • クリムト『樹下の薔薇』(1905年頃)
  • ホドラー『木を伐る人』(1910年)
  • スピリアールト『月光と灯火』(1909年)